2017年7月14日金曜日

【インタビュー協力】イギリスにおける日本人の自転車利用

警察庁で、LSEの修士課程に在籍されている藤本亜弥子さんがヨークまでご自身の研究のためにインタビューに訪ねてくださいました。

LSE在学中の藤本さん、自らレンタルサイクル!


テーマは「英国における日本人の自転車利用について」

ちょうど、先日、私自身ある地方自治体の職員さんと話していて
「自殺対策は自殺者が減ったら予算が減っていくんですか」
という質問を投げた際に
「私見ですが、そんなことはないと思います。交通事故を例に取れば、ずっと事故死者数は減っていて、でも、車の対策が進んだ分、今度は自転車の対策をとろうといった風に、視点を変えて取り組みは続いていくんだと思うんです」
と答えてくださいました。

その話しを藤本さんにしたときに

「0になるまでの戦いですから」

と言葉にして返してくださったのが、とても心強いなぁと感じました。

自殺対策にしても、交通事故対策にしても、死を限りなく0に近づけるための努力をされている公務員の方の姿を見ると、私も現場でがんばるぞ!と身が引き締まります。もちろん、グリーフケアは「死の後のこと」と思われがちですが、例えば親を事故や自殺でなくした子たちが「同じような亡くなり方を少しでも減らしたい」と行ってなにがしかの活動を生み出してくことがあります。私達リヴオンの団体でも『それでも生き続ける』という自死遺児の文集を発刊し、自殺予防の一助になれればと願いをこめました。

まさに「グリーフから希望を」の象徴です。

で、自転車の話しに戻りましょう。

イギリスの中でも私の住んでいるヨークという街は、比較的平らな土地で、自転車ユーザーにはとても住みやすい街になっています。利用者の幅も広く、ロンドンよりも、子どもからお年寄りまで、みんな自転車にのっているように見えます。

自転車専用のレーンも多いのですが、私は未だに怖くて、時々、降りて歩道をてくてく、自転車を引きながら歩くということをしたりしています。以前、一度怒られたことがこわくて、今でもドキドキすることがあります。基本的には自動車と同じ扱いなので、自動車との戦いのような部分もあり、信号が変わって一気に渡らないといけないときは、後ろに控えてる車にイライラされないよう、全力で渡ります。手信号にもだいぶ慣れてきました。

イギリスの自転車ユーザーはみんな、蛍光色のジャケットと、ヘルメット着用している人が多く、一体いつから、そのようにするようになったのか「ルールを守り、安全に自転車に乗る」という意識はどのように育まれているのか気になりました。

日本では交通事故全体の数は減っているのですが、自転車の事故は数はなかなか減らないそうなので、日本においてもどうやって意識を高めていくのか、まさに課題ですね。

それにしても、貴重なご縁をいただき、藤本さん、ありがとうございます!
修論の無事の完成を祈っています。