2017年2月20日月曜日

アメリカの良いところを知りたくなる2週間

アメリカのいいところをもっと知りたい

だいぶ大量のリーディングをこなしていくことに慣れてきた。とはいえ、まだまだ遅いけれど。

先週は、プレゼンの準備で、US Probation アメリカの保護観察制度について100ページ近くのレポートを一気に読み(+10数ページの論文を数本)今週はひたすらセミナーの準備のためにタバコ規制とグローバル企業の係争について資料を読んでいる。

アメリカの保護観察制度は、各国出身のクラスメイトみんなもびっくりするほど、ひどいことになっていて、犯罪を犯した本人が、保護観察にかかる費用を払わなければいけない。もしそれを払わなければ、民営化された保護観察に関わる企業から、ひどい取り立て屋のような保護観察官たちが「刑務所に入れるぞ」と脅してくる。で、実際に支払えないと、刑務所に入れられる始末。読めば読むほどショックで、 traumatising という言葉をプレゼンの仲間がつかっていたのに納得だった。

タバコについては、オーストラリアがパッケージを均一化して、かつ、めちゃ恐いイメージの写真をつけるっていう政策をつくったら、ホンジュラス、ウクライナ、ドミニカ共和国など様々な国が反対して、WTOの紛争解決制度をつかって係争状態になったって話なんやけれど、なんと、その裏ではグローバル企業(米国)やアメリカの商工会議所が、その国の裁判費用を出していて…。

(※ちなみにちょっとグロテスクですが、気になる方は「オーストラリア タバコ」と画像検索してみてください。驚きのパッケージたちが登場します)

この二週間、アメリカのいいところをもっと知りたくなりました。きっといっぱいあるのに。

そして、わたしはこのオドロオドロしいパッケージングをしたオーストラリアを代表して、WTOの紛争ロールプレイにのぞむべく、準備に励みます。

2017年2月2日木曜日

Learning global poverty and inequality 〜貧困と不平等を学ぶ

最近学んだことの共有 貧困と不平等その1
超お金持ちはもっとお金持ちに 中間層は割をくらってる??



















「留学の報告を楽しみにいつも見てるよ」と友達や仕事仲間が言うてくれるので、それを聞いて、もうちょっと学びをシェアしたいなと思いました。 昨日学んだのは各国それぞれと、世界における「貧困」、そして「不平等」についてでした。 印象的だったのがこのグラフ。セルビア系アメリカ人で世銀にも務めておられた経済学者Branko Milanovic氏の著作 ”Global Income Inequality in Numbers: in History and Now”より 何を意味してるかというと、X軸(横軸)は右に行けばいくほどお金持ち!って思ってください。Y軸は過去20年の間にどれだけ、その人達の所得が変化したかを現しています。 いちばん右にあたる、世界で1%の人たちはめっちゃ、さらにお金持ちになっています。左のはじを見てみると世界で最も貧しい5%の人たちも15%だけ所得を増やしていることがわかります。X軸50のあたりのところには、きっとインドや中国の都市部の人たちがいるのではないかと。ここで目に留めるべきはX軸の80のところ。この人達は、すでにある程度稼いできたmiddle classにあたる人です、過去20年間でほとんど収入が増えていません。トランプ大統領はここに目をつけたと言われています。「アメリカの中間層の怒り」というのが何を示すのかピンと来てなかったのですが、このグラフの説明を聞いて、なるほど、といました。 20年働いても所得が増えなかったら、むしろ減っていたとしたら(きっとこのグラフをもっと細かくみればきっと減っている人と、増えている人がいて、0に近くなっているやろうから)自分やったらどんな気持ちなんやろう。それは国の経済やグローバリゼーションのせいと思うのやろうか…。自分の職種と立場柄、よくわからないけれど、トランプを応援した人たちの声をやっぱりきいてみたい。