今回の課題のテーマが
Public Service Market
という、日本語ではなかなか適切な訳語が見当たらないものではあるが、要は公共サービスの行政だけが担うのではなくて、民間組織(企業やNPOなど)も取り入れ、競争と選択といった「市場」の原理なども活用しながら行っていく形。
その課題を仕上げるために日本の資料を読み込んでいたら、ふじみ野市立のプールで起きた事件と出会った。小学2年生の女児が流水プール内の吸水口より地下水路パイプに吸い込まれて亡くなった。でも原因と背景は、人的なもので、管理ミスであった。行政から委託されたところが、さらに下請けの企業を入れ、その企業に対して、責任を持たせるだけの研修などを行っていなかったという。
いわゆる、介護、子どものケア(保育)、雇用政策、貧困対策などといったいかにもな「社会政策」の分野ではないが、「プール」という現場であっても、そこには「いのち」があるということ。いのちを預かる現場で、いかに、責任持ったマネジメントができるかは重要なのだ。
民間にただ委託すればいいわけではない。「責任」の共有と、具体的な行動の中身が必要だ。
行政だから責任を担えているとは限らないが、行政がその手綱を握る役割をになっているのは間違いない。
裁判の結果が出た後、ご遺族はどうされているのだろう。
グリーフは裁判が終わっても終わらない。
むしろ終わったところから、生まれてくるグリーフもあるだろう。
グリーフケアがいかに、行政と民間によって届けれていくもになるのか、どうなったら理想的なのか、自分にはまだまだ絵が描けないが、自分の研究に早く没頭できる時間がとれたらと願う。
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